掲載日:2017年11月29日 / 更新日:2017年11月29日
御社の技術・特徴について教えてください。
プレス加工をコア技術に、金型設計・製作、各種プレス加工、溶接加工、表面処理加工(カチオン電着塗装)、カシメ組立加工までの一貫生産体制を構築している、金属加工の総合工場です。
コア技術であるプレス加工では、30t~150tの単発プレス、85t~600tの順送プレス、630t冷間鍛造プレスを所有しています。溶接加工ではMg、Sw、Pw溶接機を所有し、さらに10万アンペア以上を出力するコンデンサー式PW機を所有しているためφ5×12点プロジェクション溶接が可能です。
お客様の多様なニーズに答えられる企業です。
600t順送プレス
御社が開発した、安全ボルト・ナット「W-V-LOCK(ゆるまんぞー)」について教えて下さい。
一般的な緩み止めネジは、振動による経年緩みを防ぐことはできず、点検や増し締めが欠かせません。
弊社で開発した「W-V-LOCK(ゆるまんぞー)」は、ボルト・ナットと座金との間にラチェット構造を持たせ、座金の裏側にはスパイクを付けています。ボルト・ナットと座金をラチェットで締めながら、かつ座金裏側のスパイクをワークに打ち込んでネジ・座金・ワークの三体を一体化させるため、半永久的に緩まない構造となっています。
特許取得済みで、JQAの高速振動緩み試験(NAS3350、3354相当)にも合格しています。安全ボルト・ナット「W-V-LOCK(ゆるまんぞー)」の詳細は弊社HPをご覧ください。
http://mnaka.co.jp/technology/
W-V-LOCK(ゆるまんぞー)
今後の展望はどのように考えていますか?
本業の金属加工技術を更に進化させ、安定した経営基盤を整える事はもちろんの事、初めての弊社オリジナル製品である安全ボルト・ナット「W-V-LOCK(ゆるまんぞー)」を世界中で普及させ、世界の緩み止めネジのスタンダードになる事を目指しています。ボルト・ナットの緩みが原因による事故・故障を無くし、世界中の設備機械や自動車などの安全性向上に貢献したいと考えています。